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2024年2月24日 : 母、赤べこになる
こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。
みなさん、
赤べこってご存じですか?
子どもの誕生を祝って
魔除けの赤に
背中に井(いげた)
腹に巴(ともえ)の家紋をいれた
会津地方に伝わる民芸品です。
赤は疫神が忌み嫌う色で、
無病息災、疫病退散を願う子供向けのおもちゃですね。
温泉街でのお土産物店で
首を縦に振っているのをみたことがあるでしょう。
あかべこ
先日、私はひたすらあかべこになりました…(汗)
私事ですが、
娘が結婚することになり、
私の取引先でもある
ブライダルリング店に
マリッジリングを選びに行きました。
ハンド骨格診断というのがあり、
手の厚みや骨ばみによって
似合うリングの太さ
形(S字・V字・ストレート)
デザイン
がわかるものです。
(私はこれをカップルに診断とアドバイスを行っています)
娘は華奢な骨格で、
リングでは細いS字が似合うと
伝えていたのですが…
いざ選び始めると
【あれもいい、これも素敵!】
と、候補が40個ほどできました。(マジか)
さあ、ここからが問題です。
候補の40個からひとつを選ぶのに
どのくらい時間がかかったでしょうか?
チ・チ・チ・チ・チ・・・・
チーーーン
答え)4時間
予想はしていたのですが・・・
(幼い頃から何を選ぶにも時間がかかる娘でしたので)
リング選びに4時間もかかるとは
どんだけ悩むねん
ようやく選び終わった後、
ドレス試着やヘアアレンジメント、
カメラマンによる撮影会、
二人でウエディングフォトプレート作り等…
イベントを総体験して
帰るころには
もう日が暮れてました…
リング店のスタッフさんが
嫌な顔ひとつせず、
長時間寄り添って接客してくださり、
ドレス試着もお手伝いいただいたりで…
母は申し訳ないやら
ありがたいやらで
ひたすら頭下げて
赤べこになっておりました。
新郎の彼も自分の意見を主張せず、
「好きなのを選んだらいいから」と
焦らすことなく、娘に付き合ってくれて
婿殿に対しても私は赤べこでしたよ。
何事にも時間がかかり、
自己主張をせず控えめな人間は
色彩心理で言うと
水色
グレー
みどり
の人。
まさしく娘がこの3色の性格で、
それに付き合える彼も
きっと同じ気質を持っていて
波長が合うのでしょう。
来月にはドレス選びがあります。
ここは私の得意分野ですので、
もちろん一緒に選びに行くのですが…
またまた赤べこになるかもしれません(笑)
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2024年2月21日 : 着てはいけない色はない~パーソナルカラー診断~
こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。
かなり久しぶりのブログになってしまいました。
先月から今月にかけて、
遠方からのお客様が多く
中でもスロバキアに留学されている方が
パーソナルカラーと骨格診断にお越しくださいました。
こっくりとした秋の実りの色がお似合いのエキゾチック美人さん。
ベストカラーを並べました
内容にご満足くださり、
伯母様にパーソナルカラーと骨格診断をプレゼントしたいと
仰っていただいて、
先日、大正区まで出張診断に行ってきました!
(交通費実費で出張もやってます~)
伯母様はなんとお医者様。
ご自宅でしたので、お持ちのお洋服の診断と
似合わせコーディネイトもさせていただきました。
一番喜んでくださったのが、
使い道に困っておられた「いただきもののブランドスカーフ」
フェラガモやグッチといった
私が一枚も持っていない高級スカーフがぞくぞく出てきて・・・
鳥柄のピンクベージュ
スカイブルーの犬柄
黒地にピンクゴールドのドット柄
どれもSummerさんにお似合いのものでした。
「こんな動物柄、どうやって使おうと思ってたけど、似合うとわかって嬉しいわ~」
「これをお土産にくれた人、なかなかセンスあるよね」
と、プレゼントされた方の評価まで瀑上がりした次第です(笑)
最後に仰ったのが、
「カラー診断受けたら、
この色は似合わないとか
着る色が狭まるのかと思ったら、
逆にこんな色も着れるんだと
世界が広がったわ」
ベーシックカラーに偏りがちな中、
パステルピンクや
ミントグリーンも
似合うんだと気づいていただき
洋服の選び方が楽しくなったと
カラーリスト冥利につきるお言葉でした。
(伯母様のベストカラーを並べました。
上の姪っ子さんと全く違いますね。)
よくカラー診断を受けると
好きな色が着れなくなるからイヤ
と言われますが、
狭まるのではなく、
逆に広がるものです。
好きな色は小物や下着に。
似合う色はメイクや
顔回りに使うことで
他人からの印象がより良くなります。
春は出逢いと別れの季節。
新たな出逢いに向けて、
似合う色のリップや
お洋服を新調してみてはいかがでしょう?
伯母様は骨格診断で
小さめの柄がお似合いのフェミニンタイプでした。
グレンチェックのスーツのオーダーも賜りました。
似合う色と
似合うデザインや柄、生地感が分かると
洋服選びに迷いがなくなって
ストレスフリーになりますよ。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
色で叶える「魅せる男」kotonoha
2024年1月2日 : 年のはじまりにふさわしい色
明けましておめでとうございます。
2024年甲辰・・・昇り龍のごとく
猛々しく新たなことに挑戦する年にしたいです。
私はおせち料理が苦手で(作るのも食べるのも)
結婚してから1度しかおせち作ってません(自慢するな(笑)
アパレル時代は、
大晦日は初売りの準備で残業。
元旦から出勤。
しかもオール勤務で、ほぼ飲まず食わずで接客。
おせちをゆっくり食べることもありませんでした。
今は自由な身ですが、
相変わらずおせちは作らず食べず、
ずっと呑んだくれの正月を満喫しております(自慢するな)
さて、一年のはじまりにふさわしい色と言いますと、
赤
赤は日本最古の色のひとつで、
「明し」(明るい)が語源となっています。
燃えるような赤は、
古代から
「火」や「血」
さらには「生命」の象徴として
魔除けの色として使われてきました。
神社の鳥居には
赤が多く使われていますが、
これは、赤が災厄を祓う力があると
されてきたから。
広島の厳島神社は
大鳥居と社殿がすべて鮮やかな朱赤なのが有名です。
厳島神社
昨秋、参拝したとき挙式をされていて、
白無垢の花嫁と
黒袴の新郎と
朱赤に染まる社殿の
対比がとても美しく印象的でした。
赤には災いを祓ってくれるマジカルパワーがあるのです。
一年のはじまりにふさわしい色。
初詣の際、
神社の鳥居の色にも注目してみてはいかがでしょう。
さらにもう一つ、新年の色
漆黒
漆黒のお屠蘇と重箱
数ある伝統色のなかで最も暗い色です。
漆器のような深みと光沢のある色。
お正月のおせち料理を詰める重箱やお屠蘇は
漆(うるし)の黒が多いですね。
これは日本家屋の色にも通ずると思います。
一面を同じ明るさにする西洋家屋と違い、
日本家屋には陰と陽があります。
例えば厠や納屋は陰。
玄関や居間の真ん中は陽。
陰があるから、
陽の世界が活きてくる。
金屏風は薄暗い陰の中にあってはじめて
美しさを発揮するのです。
西洋の煌々とした明るい部屋では
金屏風のよさが全く理解されないでしょう。
日本人は古来から
陰と陽をうまく融合させてきたのです。
そういう意味でも、
年のはじまりに漆黒を用いるのは
日本人ならではの色彩感覚だと思います。
書初めの墨の色は
できるだけ濃く深い黒がよいと言われてきました。
年賀状も元来、漆黒の墨で書いてましたよね。
いまではプリンターになってしまいましたが…
鮮やかな赤と漆黒
日本の色彩美を再認識する年の初めです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
今年も色のよもやま話をはじめ、
役立つ色彩情報を発信してまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
kotonoha
武田 みはる
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2023年12月29日 : 2023年を色で表すと?~アンケート結果~
こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。
2023年もカウントダウンが近づいてきましたね。
先月、所属する日本カラリスト協会が
【あなたの2023年を色で表すと何色ですか?】という
アンケートを実施しました。
沢山の方にご協力いただき、ありがとうございました。
その結果が発表されましたー!!
1位 橙(オレンジ)
同1位 グレー
2位 赤(レッド)
3位 黄色(イエロー)
でした。
オレンジとグレーが同率1位。
昨年までは【グレー】が圧倒的に多かったのですが、
今年はコロナ禍明けで行動範囲が広がった、
3年ぶりに仲間と集う機会が増えたことが
【オレンジ】につながったのでしょう。
オレンジは
仲間を集める、集まる色です。
一方、
【グレー】も同率1位になったのは、
世の中の先行き不安
を表しているのでしょう。
硬直状態が続くウクライナ情勢や
パレスチナ問題もありますが、
国内の物価高や
税金も上がって
これからどうなる?というグレーな気持ち。
グレーは曖昧さや
用心深さ、
憂鬱という意味を持っています。
明るく活動的なオレンジと
先行き不安のグレー
相反する気持ちが表れた結果でした。
日本カラリスト協会 色彩情報ページ
2023年を色で表すと?
みなさんの結果はいかがでしたか?
私も今年の色は【オレンジ】を選びました。
昨年より新しいことにチャレンジし、
それがきっかけで新たな出会いや
ご縁ができた一年でした。
赤や黄色という
暖色が多く選ばれたのも
2023年の特徴ですね。
年末、忘年会での人出の多さ
にぎやかさを見ても
動きを感じます。
2024年はどんな色にしたいですか?
私は来年、家族が増えそうですので、
自分自身も全く新しいことに
チャレンジしていきます。
みなさまの来たる新年が明るく
輝く色の年になりますように。
今年一年、拙ブログにお付き合いいただき
ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
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2023年12月25日 : 自分のビジネスに要らない色を知る
こんにちは。
2023年もあと1週間ですね。
一年の総括をして、来年度の志を立てる時期ですが
相変わらずのバタバタです汗(なんでや~)
ただ、今年は草ぼうぼうの庭を綺麗にし、
何でもパンパンに詰めたでっかいタンスを処分して、
オープンクローゼットを作ってもらうことができました。
長年のストレスを手放すことができて
気持ちはすっきりです!
良い年越しができるのも
皆さんのおかげです。(感謝!)
最近、起業に向けてのカラーコンサルのご依頼を沢山いただきます。
お名刺やHP、看板、リーフレットにどんな色を使えば
ターゲットにササるのか?
どんな想いでビジネスをしているのか?
どこにいる何屋さんなのか?
これらは文章で書かなくても
色でアピールすることが可能です。
先日お越しいただいたのは長年
教育関係とくに障がいのあるお子さんや保護者向けのお仕事をされていて、
療育分野で独立された方です。
数多くのご資格と実績をお持ちで、
今後企業の枠を超えて幅広く活躍される為のカラー提案をさせていただきました。
ご自身に自分の事業に必要なカードを厳選してもらいました。
こちらです
注目すべきは2点
① 白・黒・紫がないこと
② グレーの存在
①白と黒と紫はご自身のビジネスに不要だと無意識に省かれたのです。
障がいのある子どもや保護者に対して、紫のミステリアスなイメージはいらない。
②グレーという色は、真っ白でも真っ黒でもダメ
どこか曖昧でナイーブな面を持ち合わせる色です。
「白か黒か?」
はっきりさせるのが難しいことは世の中に多々あります。
心に障がいを持っている子どもさんに寄り添い、
個性を伸ばすお仕事をされるには、
白か黒の2択ではできない。
グレーは他の人が見逃すような些細なズレや言葉のあやを感じ取る色でもあります。
ご自身が何度やっても「グレー」の「デリケート」を残されたのは
意味があってのことで、
私はこの方の事業には
グレーは外せないと感じました。
ビジネスで何をするかも大事ですが、
しないことを決めるのも大切だと思います。
私はビジネスは何をするかより
誰とするかを最優先に考えます。
ご自身のビジネスに必要な色を知ることは大事ですが、
要らない色を知ることも重要です。
障がいをお持ちのお子さんの個性を伸ばす方のHPやお名刺が
純白と漆黒と紫では
何屋さんか伝わらないですよね?
数時間かけてコンサルして
想いが伝わる配色が出来上がりました。
色は無言のメッセージツールです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。
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