スナフキンと五木寛之

こんにちは。
カラービジネスコンサルタントの武田みはるです。
拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます。

昨年末から、昔読んだ小説を読み返しています。
以前に読んだころとは全く違う感覚を抱き、
自分のこころの変化を、客観的に知る機会となります。

再読のきっかけは、
Twitterでどなたかが
「名刺代わりの小説10選」
を挙げておられ、
私も真似てみたことから。

名刺代わりのMy小説10選
1.宮本輝 「錦繍」
2.庄司薫 「赤頭巾ちゃん気をつけて」
3.フランソワーズ・サガン 「悲しみよこんにちは」
4.五木寛之 「変奏曲』
5.灰谷健次郎 「太陽の子~てだのふぁ~」
6.夏目漱石 「こころ」
7.遠藤周作 「沈黙」
8.ドストエフスキー 「貧しき人々」
9.村上春樹 「ねじまき鳥クロニクル」
10.ヘルマンヘッセ 「車輪の下」


自分で挙げてみると、
10作品の内、7作が20歳までに読んだものでした。
こころが柔軟な時に読んだり、見たりしたものは
やはりずっと残る
んだなと実感しました。

4に挙げた五木寛之さんの「変奏曲」
高校生の頃に読みました。
五木寛之さんの小説は大好きで
「戒厳令の夜」「さらばモスクワ愚連隊」「GIブルース」
「ソフィアの秋」「内灘夫人」等
読み漁ってきましたが、
私のベストワンは「変奏曲」です。

変奏曲
かなり年季の入っている単行本汗 お気に入りです

なぜベストなのか?を考えると
どうも「スナフキン」に繋がるようです。

スナフキン

小学生の頃、ムーミンに出てくるスナフキンが好きでした。
自由に旅することをこよなく愛するスナフキン。
飄々としているけれど、
言葉にすると、いつも核心を突いているスナフキン。
そんなところが好きでした。

「変奏曲」に流れているデラシネ(根無し草)の精神は
まさにスナフキンと同じだと感じたのです。
どこか厭世的で大衆に流されず、
拠り所を求めながらも、定住を嫌う。

変奏曲のオープニングは雨のパリ。
数十年ぶりに、かつて恋人だった男女が出逢うシーン。
そこでは、ジプシーの少女が歌っている。
ジプシーも定住せず点々と彷徨う人たちです。
デラシネの精神(というと大げさになるが)がずっと根底に流れている。

ラストも雨のパリ。
パリの雨は冷たい。
しかも土砂降りで、石畳の街を傘をささずに歩く。
諦めと炎のような闘志がくすぶり続ける

40年ぶりに読み返した「変奏曲」は、
退廃の香りと物悲しいチェロの旋律が
色濃く聞こえてくるようでした。

子どもの頃、
ムーミンやノンノンは嫌いでしたが、
(もじもじしてるし、あざと女子やし)
スナフキンは大好きだった理由が
良く分かるようになりました。

拙い独り言にお付き合いいただき、ありがとうございます。

魅せる男を創るkotonoha

 お知らせ 
「カラーマーケティングの本」の出版が決まりました!!
タイトルはまだ未定ですが、
色で売上を上げ、お客様を引き寄せる方法と極意について
お伝えしていきます。
出版は7月予定
詳細決まりましたら、またお知らせします



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