こんにちは。
「色で人生をより豊かにする」パーソナルカラースタイリストの武田みはるです。

どんよりとした空に、
水を湛えた田んぼの緑が日増しに鮮やかになっていきます。
連日シトシトと降る雨に、梅雨入りを実感しています。

先日、娘の誕生日に久しぶりに会ってごはんに行きました。
社会人になって4年目。
まぁまぁ慣れてきたというか、もう新人ではない。
当然、後進の指導にもあたります。
で、娘から出た言葉が
「今年の新入社員は何考えてるかわからん!
 私らの時代と人種が違うわ」



『へえ~あんたが言うん?

というのが正直な感想でした。

えーっとですね・・・
うちの娘は幼少からおっとりしていて、自己主張をあまりしない人間です。
高校卒業時、担任からの最後の通信簿に添えられていた言葉は、
『上品で穏やかで、いつもおっとりしているのが、あなたの美徳です』

私はこの言葉を一生忘れないと思います。
褒められているのかどうかわからないけれど、
自分と全く違うところを、しっかりと観ていてくれた人がいたんだと感じ入ったからです。
自己主張しない分、いつもこちらが「何を考えているのかわからん」と思っていました。
おそらく、学校や会社でも周囲の人からはそう思われていたと思う。

ところが、冒頭のセリフの登場。。。
聞いた瞬間、『これ、私も言ってし、言われてたな~』

20代前半の頃は『新人類』と言われ、新種の人間登場のように言われてきました。
そのわたしが産んだ子供は『ゆとり世代』になり、
娘世代と一緒に仕事すると「何考えてるかわからん」と思う。
その『ゆとり世代』が「人種が違う」と思う人種はどんなのだろうと可笑しくなる。

世代が違うというのは、年齢ではなく、価値観の感じ方の違いでしょう。
話を聴いていくと、
「そんなこと自分で考えてやってよ!ということまでいちいち聞いてくるねん
と言う。

『それ、いつもわたしがあんたに思ってたことやけど・・・』
をぐっと飲みこんで、ゴールを示して仕事を教えることをアドバイスする。

世代が変わっても思うことは同じ。
ということは社会で求められていることは変わらないのだろうか。
いや、AIの台頭やコロナで世の中は変わっているが、
人が人に求めるコミュニケーションはそんなに変わっていないと思う。
アフターコロナではAIの活用がさらに進むだろうが、
相手の個性を活かしたチームワーク作りには人間のコミュニケーション力がものを言う。

ゆとり世代から『人種が違う』と思われた今の新入社員も
いつか人種の違いを感じることになるのだろう。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
色とことばで叶える魅せる男kotonoha
ようやく対面でのカラー診断を再開いたしました。
長い間お待ちいただき、診断を楽しみにしてくださった方に感謝です


撮影:Aznar VR 猿渡 宏氏
撮影地:PHOENIX ACADEMY堺三国ケ丘 











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