こんにちは。
パーソナルカラースタイリストの武田 みはるです。

文章講座で「不倫」をテーマに小説(ショートショート)を書いた。
なんともパンチの利いたテーマだが、
ま、小説はフィクションですから(笑)

書きながら思い出して観てしまったのが
ラ・マン(愛人)という映画。


Yahooより引用

マルグリット・デュラスの自伝的小説の映画版だ。
ベトナムを舞台にした
貧しいフランス人少女と裕福な中国人青年の欲情と快楽の物語。

当時のベトナムはインドシナ領でフランスの植民地。
ただ、経済とくに不動産は華僑が牛耳っていて、
青年はその御曹司。
今でいう金持ちのニートぼっちゃん。
白人といえど貧しい家族のために少女は援助交際する。

と言えば、ミもフタもないが
そこはフランス映画

メコン河の巨大な泥とその上をゆっくりと渡るフェリー。

熱帯の肌にまとわりつくような暑さ。

アヘンがくゆる退廃と背徳の世界。


なんともいえない灰色のアンニュイな世界観に惹きつけられる。

モノクロ映画ではないのに、
全体的に無彩色の世界なのだ。

中国青年を演じるレオン・カーフェイはいつもオールバックの髪に
真っ白のスリーピーススーツをびしっと着こなしている。

彼のラ・マン(愛人)になる白人少女(ジェーン・マーチ)は
貧しい暮らしで
グレーやカーキの濁色を纏っている。

メコン河上のフェリーで出会うシーン

純白と濁色

この対比の見事さ

自分の意のままに生きられないニート青年が純白を着ると、
虚しくて切ない・・・

さらにメコン川の泥と
市場の喧噪と砂埃と雨。

透明なものは何もない退廃の香り漂う世界。

う~んフランス映画の醍醐味
めっちゃ好きやな
この退廃の香り

秋の夜長を楽しむにはおすすめの映画です(あくまで個人的感想です

あ、この映画はラストシーンに意味があるので
観るなら最後まで見てくださいね。

で、「不倫」とどうゆう関係があるかって?
それは、小説はフィクションですから


最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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